脚が語るもの


ゲヘナ GM:牛殺し

 今回の舞台はとある小さな町。PC達は鐘杏という紫杯連に所属する享受者である。PCの内訳は、魂装術と黒砂術を操る少年、堕天使2人(暗殺術と白炎術+獣甲術)、刀術を操る青年、あと犬のような妖霊(妖霊のような犬という説もある)をつれた神語術師の少女、の5人である。

 ある日少年が仲良しの少女と町を歩いていると、目の前を歩いていた少女が突如として炎に包まれる。そして、体は灰になってしまうほど燃えてしまっているのに、なぜか「左脚」だけが残っている。
 
 一方、鐘杏の本部でも同様の手口で組織のナンバー2が黒焦げになっている(脚も残っている)。合流したPCたちはまず始めに燃えた少女(実はPCの少年と仲良しの少女と仲良しの少女であった、ややこしいですね)の葬儀に乗り込んで、燃え残った足を見せてもらうことに。それは神語術師の使う呪文の中に「死体の一部にかけるとその死体がPCの質問に答えてくれる」という実に便利なものである。

 同じ方法でそしきのナンバー2の方の足にもお話を聞こうとした。しかし、反応はなし。
「これって死体じゃないのでは」
「とすると死んだと見せかけて実は生きているのでは・・・でもなぜ?」
 
 謎は深まる中、次々に同様の犠牲者が。しかし、燃え残る脚が「左脚」「右脚」という奇妙な点が。
 その後の調査の過程でわかったことはその行方不明のナンバー2がかつて殺された自分の妹の復讐を行っていること。あとはもう一人の犯人は少年と仲良しの少女を狙っているのでは?ということ。

 最後は路地裏での決戦。そのときはPC達はばらばらであったため非常にまずい雰囲気でした。がかろうじて勝利。
 
 いや、実に奇妙な事件でした。最後は「真犯人は脚が好き」ということになっていました。
感想 > ゲヘナ | comments (1)

Comments

牛殺し | 2006/02/05 20:35
「脚フェチ」って解釈は酷いと一応叫んでおくw
ちなみに<死者よ我が問いに答えよ>は独自解釈で使っております。
この使い方は「ゲヘナAn」ではできなくなっております。(死体の一部、頭部含むが無いとかけられない)
このシナリオはもうAnではうてないのか…

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