西部の少女

テラ・ザ・ガンスリンガー(GM:赤へる)

 今回の舞台は東部の片田舎の町。PC1の少年が森の中で見つけた少女は「セブン」という自分の名前以外の記憶を失っていた。彼女を狙って軍の騎兵隊や、血に飢えた馬賊達が襲い来る。

 おおよそ人のものとは思えない名前を名乗る少女、一部のPLに「1、2、(中略)10、11、12、13の7か」(この世界には13貴族と呼ばれる人間の姿をしているが不老不死で異常な強さの化け物がいる)等と疑われたりもしたが、もちろんそんな人物ではなかった。

 襲撃を受けて、身を寄せていた村から追い出されそうになったとき、「とにかく逃げたほうがいいのでは?」というPC達に対して「私は自分のことが知りたいんです」といって自ら危険の中に飛び込んでいこうとする彼女の姿にはただ可憐なだけではない強い意志が伺われた。舞台は東部であったが、さすがは西部劇の世界に生きる女であった。
感想 > その他 | comments (1)

Comments

OBのN | 2007/02/20 11:16
リスクが大きくとも己の勝利を狙って勝負に出る精神。
これが西部のギャンブラースピリットか。

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