京大RPG研blog

今回の舞台は、名門深窓のお嬢様が集う『私立白羽学院』。女子全寮制、男女交際厳禁など、当初はリリアンを想定していたものの。組長君のPC4が、APP17（他の女性PC1-3より高い）で名門財閥の次男坊、趣味でやってる『富豪探偵』と変化球を混ぜてきました。PC4の台詞：「そんな！　たった3億円ぽっちで人を殺すなんて！！」。素敵すぎる。

最初、女学院生であるPC1･2の親友（ヒロイン）が秘密を打ち明けるとこから。どうも恋人ができたらしいが、様子が変。腕に傷とかあるし。その晩消えたヒロインは翌朝、二目と見れぬ姿となって戻ってきた・・・生きてはいるが。
PC1･2とヒロインの従姉の女教師PC3は、PC4の富豪探偵に事件解決を依頼、PC4は若手臨時講師として女の園に潜入し、学院の闇を暴いていく。

ってのは建前。ヤバい。この学院ヤヴァすぎ。名前持ちNPCが十数人も現れるのだが、ヒロインのルームメイトを除いてことごとく敵。用務員は「森には近づくな」の一点張りで教師よりも偉そうだし、風紀の先生は魔眼飛ばすうえ理事長の孫娘の尻に敷かれてるし、ある女生徒カルテットは全員無表情で謎の香水をつけてギリギリ首回してくるし。

ヒロインの携帯を入手したら、出会い系の履歴で埋まってるし。

ドロドロの女学院に浸っていると、小枝や銀のナイフを手に呪文を唱え襲ってくる女生徒カルテットって、ナンデスカコレ。呆然とする戦力差。切傷を負ったヒロインのルームメイトを救急車で送り、PC2･4は同乗。ヒロインも入院してる病院・・・しかし、ここは学院御用達の恐ろしいデスホスピタルであった。富豪探偵は見た。手術台上でルームメイトの首筋にメスを当てるかゆうまーどもを。喰われかける富豪探偵。NPCナース達に救われる富豪探偵。

いろいろあってヒロインやルームメイトを救出し、マスコミに売り込むも。デスホスピタルには警察が踏み込んだが、学院にはノータッチ。マスコミも沈黙。あの・・・私たちただの一般市民なんですが。どうしろと？

「これはもうタンクローリー作戦〈*1〉をするしかないか」
「校門で止まりますよ。周囲に被害甚大だし」
「じゃあ富豪探偵さん、米軍にツテはあります？」
「ないけどナニがしたいんですか？」
「ちょっとした輸送機の事故<*2>を」
「無辜の生徒を虐殺する気ですか」

結局、闇の儀式を葬るべくガソリンとライターで燃やし、その間に寮母のおばちゃんに電話して女生徒を避難させるぐらい。しょんぼり。しかも儀式の内容を読み違えたせいで、ラスボスを倒すには至らず逃走。ヒロインを元に戻す手段は入手するも、「これ実行したら連中と同じだよ」「しませんて」END。

ああ、そうそう。
儀式の場を燃やして逃走する際、後ろを確認したら森から空へ何か昇っていくのを見てしまい、SANがD100減りました。
なんじゃそりゃ！　しかも富豪探偵が悟って、「ああ、アレは○ャ○様ですよ」とか教えてくれましたよ。

恐ろしい。実に恐ろしい学院であった。
もう二度と行きません。

で、次のmono君のCofCはいつやるの？

<*1>爆発可燃物満載の車両に点火し、敵本拠地に特攻する最終手段。RPG研の伝統技能の一つ。
<*2>大空版タンクローリー作戦。本物のカミカゼ、ミニ9･11とも。