シーランド公国の簡単な解説のガイドライン

無限のファンタジア GM:赤へる

近大との交流セッションで無限のファンタジアをやりました。
今回は種族間の紛争を描いた話です。

ヒト族を中心に、エルフ、ストライダーも住む多民族国家シーランド公国(実在国家とは無関係です、多分)の公子であるPC1は様々な現実を目の当たりにして成長し、ある答えを導く……。

以下、ネタばれ注意。
シーランド公国の簡単な解説

今までずっと少数派のエルフが経済の実権を握っていたが希望のグリモアの力が弱まり、ヒト族民族主義者が増える

とうとう初のエルフ商人襲撃が発生

何を思ったか「エルフらに強奪されたヒトの土地資産をヒトへと無償かつ強制的に権限を委譲しなさい」運動を展開

大半のエルフ、ストライダーが自衛のために自警団へ。

今度はリザードマンが同盟諸国を強襲し、敗北したら滅亡という事態へ

3族がやむを得ず結集し、合同軍を編成

別にただのリザードマン兵士から見ても、希望のグリモアが失われたので、PCらが雑魚兵士と同じ状態に陥る

何もかもの戦力が同盟諸国で不足するので、「ヒト族グリモアの力が不足するなら、グリモアを持つ他種族は絶対にグリモアを差し出さなければいけない」法案を政府が極秘に提出

ヒト族の裏切りで、さらに感情対立が深刻化。当然3族のバランスが崩れて一触即発になる。

希望のグリモアなしでの3族の融和を信じていたので、ヒト族の陰謀に立ち向かうPCが続出。

「3族で団結すれば絶対に危機を乗り越えられる」声明を発表

ヒト族の公子のPC1自ら各種族の代表に決意を表明したので、当然のごとくPC1を認めたから各種族が次々と帰順する

混乱していた同盟軍が、脅威の 団結 & 現同盟政府打倒 になるのを一日も経たずして達成。おめでとう。

同盟軍があらゆる腐敗政権を打倒し、社会不安がおさまり、PCらの決意により希望のグリモアも機能しなくなる。政治もPCらが引っ張っていき前途有望に。

(改変元:ジンバブエの簡単な解説のガイドライン)
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真面目に感想を言うと、近大の1回生の二人に非常に驚かされました。うちのプレイスタイル(ロールプレイ重視を今回は強く意識しました)にすぐ馴染み、見事な立ち回りを演じ、当初あまり想定してなかった円満解決に非常に綺麗な形でもっていきました。若い力の素晴らしさを感じたいいセッションだったと思います。
セッションレポート > 無限のファンタジア | comments (3)

Comments

DAWN | 2009/01/05 23:07
返信ありがとうございます。変なこと聞いてしまってごめんなさい。面白いセッションだったと聞いていたので気になっていたのです。

コピペ改変はすばらしいネタ文章で、楽しく読ませてもらいました。さらに元ネタに飛んでみて、ジンバブエのあまりの面白さに再び腹を抱えて笑いました(不謹慎ですが……)。GJでした。
赤へる | 2009/01/05 09:27
返信ありがとうございます。

色々説明足らずなひどいネタ文章になってしまい申し訳ありません。

とりあえず最初の襲撃はソルレオンの横槍もあり、何とかしのぎました。

PCら同盟軍の弱体化については、戦闘でPCら全員でリザードマンの一般兵士に苦戦するぐらいにして危機感を煽りました。

ですが思えば、最後にもう一度リザードマンと決戦をやって、(もちろん困難な道を選んだのだから苦戦しつつも)はっきりと希望のグリモアなしでもやれるということを示して終わっても良かったかもしれませんね……。
DAWN | 2009/01/05 04:49
PC1氏の熱弁は何となくわかったけど、どうやってリザードマンに勝つ(勝った?)のかよくわかりませぬ。

「希望のグリモアが失われたので、PCらが雑魚兵士と同じ」状態は何ら改善されていないのでは?(各種族冒険者の最高レベル的な意味で)

やっぱ種族を超えた友情パワーが奇跡を起こしたのか?

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