グルグルっぽいライトファンタジー?

TORG GM:A

 運営部のアカウントで投稿してしまいましたが、投稿したのは「とかげ」です。申し訳ありません。
 虎の穴ということで、Aさんがグルグルっぽいライトファンタジーをやって欲しいという依頼を受けてやられたシナリオです。PCはごく普通の少年ウワダイラ、(自称)勇者の剣エクスカリバー、ウワダイラの先輩中村、近所のバーガーショップに勤務しているお兄さんカゲヤマの4人。ここでは、ウワダイラ及びエクスカリバーに焦点を絞って紹介しようと思います。
 物語はとある普通の少年ウワダイラが黄金の騎士と黒い剣をもった浮浪者ふうの男が戦っている現場に遭遇するところから始まる。
 その戦いに巻き込まれたウワダイラは致命傷を負い今にも命が尽きようとしていた。一方、浮浪者風の男は黄金の騎士に敗れ手から黒い剣を落とした。騎士はその剣を破壊しようとするが、その時、剣はワダイラに話しかける。「私は勇者の剣エクスカリバーだ。命を長らえさせたくば、私を手にとれ。君は勇者に選ばれたのだ。」ワダイラはそうした甘言を聞きいれ、その見るからに邪悪な剣エクスカリバーを手に取り、見事黄金の騎士を退ける。のちにわかることなのだがこの剣は1日ごとにポッシビリティを消費しなければ存続できない代物で、ポッシビリティの供給を受け持つ宿り主を探していたのだ。それはさておき、彼はエクスカリバーについての調査を始める。すると、とある男からエクスカリバーというのは東南アジアにおいて自分の仲間の命を奪った不浄の剣だということを聞かされる。しかし、勇者に憧れるウワダイラはそれには耳を貸さず、剣の「自分は勇者の剣だ。」という言を信じ続ける。そうこうしていると、ウワダイラは不良たちに逆恨みされ廃工場に呼び出される。彼は意外にも不良たちに苦戦する。というのも、不良たちの一人がエクスカリバーによく似た剣を持っていたからだ。かろうじて、不良たちを追い払ったところでその剣がエクスカリバーに語りかける。「我々の目的を忘れたのか?」しかし、エクスカリバーはその問いに対して釈然としない反応を返す。(東南アジアで改造を受けて記憶を失ってしまっていたためであることがのちにわかる。)この後いろいろあったのだが、結局これらの剣は宇宙人が地球を侵略するために作ったものであることがわかり、PCたちはその存在を疎ましく思う宇宙人によって拉致されUFOの中でその宇宙人と最終戦闘を繰り広げる。剣に意思を操られ同志討ちに苦労しながらも何とか宇宙人を退け。PC達は日常に帰って行った。
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