クイーンズブレイド開催

クイーンズブレイド:GMキノ

ホビージャパンから出版されている超人気ゲームブック・クイーンズブレイド。今回はそのゲームブック本体と世界観を利用してTRPGをしちゃおうという超絶シナリオだ。

PCは各人1冊の本を持ちそのキャラを担当してセッションを行った。選ばれた5人は「炎の使い手ニクス」「光明の天使ナナエル」「荒野の義賊リスティ」「武者巫女トモエ」「Samurai with Katana(ロストワールドより参戦)」

最後の2人スペック同じだろ、
というツッコミもありつつゲームがスタートするも、システムがクイーンズブレイドのため基本は一騎打ちで、かつシノビガミ並にPC間戦闘がやりやすい!オープニング10分ほどでリスティとニクスの対戦が始まったのだが、敗北したリスティはいろいろあって死亡。「歴戦の傭兵エキドナ」にキャラチェンジするという波乱の幕開けだった。

また、中盤対戦することになった「冥土に誘うものアイリ」はマスターお気に入りのため、かなり手ごわく先鋒のトモエが瞬殺されてしまう。初期の方に出版されたキャラはロストワールドのデータを単純に移植しているため特殊能力も少なくぶっちゃけ弱い、ということを察したトモエのプレイヤーはクイーンズゲイトの「虹原インク」に転生し英語を教え始めた。

このようにキャラの入れ替えも容易なクイーンズブレイドなのだが最大の問題は戦闘がガチすぎるということ。普通のTRPGのように工夫を凝らしたり、判定値でバランスをとったりといったことができないため、対戦時は常に緊迫感がある。

今回のシナリオのボス的存在は「雷雲の将クローデット」だったのだが、このキャラがガチで強く、必殺の疾風迅雷の前にエキドナ、ナナエルが相次いで倒される。こいつを倒さないとクリアできないのに!まあ、なんとかニクスで倒すことが出来たのでよかったが負けていたらバッドエンド直行だっただろう。

クイーンズブレイド、TRPGとしては危険なシステムであるが魅力も多いものだった。今後やる人は長所と短所を良く踏まえてからやられるとよいだろう。
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