怪奇、さかな男。

ベーシックRPG GM:初代ボブ

カダフィ大佐の派遣した怪人たちと日夜戦い続ける俳句戦隊みちのく5(欠員1名、イエロー)。前回四天王の一人、シーク星人を倒したみちのく5に対して今回カダフィ大佐は2人目の四天王、さかな男を送り込んで来た。果たしてみちのく5はさかな男の作戦を防げるのか。戦え、みちのく5。今こそ俳句を詠む時だ。

PC1:赤川一郎(Oさん)小説家。必殺技は全てを焼き尽くすレッドファイアー。
PC2:緑川茂(組長)専業活動家。必殺技は大自然のお仕置マサカリチョップ。
PC3:葵空(ムスカリア)専業活動家。必殺技は謎の光線銃。
PC4:茶川龍之介(新入生Tさん)専業活動家。必殺技は地震攻撃。愛馬あり。

以下本編。ネタバレ含む。
みちのく5が或る日秘密基地でシーク星人と相打ちになったイエローの葬儀をしているとつけっぱなしにしていたテレビから驚くべき知らせが入る。

「臨時ニュースです。日本中の力士が一夜にして失踪しました。」
そして乱れる画面。
「ハッハッハ。私はカダフィ大佐が四天王のひとり、さかな男。降伏しろ。そうすれば命だけは救けてや」
「失礼、画面が乱れました。続きまして、スポーツコーナーですが……」

これはカダフィ大佐の陰謀だ。とりあえず相撲協会会長(理事長ではありません)の会見が行われる両国国技館に向かおう。

他の三人が電車で両国国技館に向かう中、一人馬に乗って道路を疾走する茶川(みちのくブラウン)。当然警官に呼び止められる。

「君、何をしているんだね。降りなさい。」
「うるさい、国家の犬め。」

警官に捕まりそうになるが、乗馬技能で華麗に逃亡、できずに留置場に入れられてしまう。

そしてそのままカダフィ大佐の手下に引き渡され、解放されたのは18時間後。

両国国技館前で他PCと合流し、相撲協会会長と会見する。

その後いろいろあった(出前を頼んだモンゴル料理店の店員が「馬鹿め。私は悪の戦闘員だったのだ。」と正体を明かして戦闘になったりブラウンが愛馬に蹴り殺さたり)が、さかな男の作戦の内容を突き止めてアジトである富士山頂にたどりつき最終決戦を行い勝利する。

ふう、これで終わったかと思ったのも束の間。またもやテレビの画面が乱れる。
「ふっふっふ。奴は我々の中でも一番の小物。奴に勝った程度で……」


これからもみちのく5の戦いは続くのであった。


GMコメント
結局一度も俳句を詠まなかったな。みちのく5。
セッションレポート | comments (1)

Comments

なるほど ベーシックロールの汎用性なら、戦隊者系もギャグ満載でできますね。

うーん奥が深いです。

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