流れ弾を装って


 ニルヴァーナ GM:近畿大学Mさん

 12月10日に行われた近畿大学エンターテイメント研究会の方々との交流セッションの模様をお伝えします。

 使われたシステムのニルヴァーナは、高度な文明が崩壊した後、その遺産を利用して人々が生きているという世界観のファンタジーRPGです。
 PC達は軍の一員。ある領主が治める領地で食糧輸送中に夜盗に襲われるという事件が何件も起きたということで部下を引き連れ調査・解決に向かうことに。ちなみにPC1〜4のうち、PC3とPC4はGMからハンドアウトとしてハイド情報を渡されていました。

 向かった街はPC1の出身である孤児院があり、そこでは幼馴染が子供たちの世話をしていました。それはそれとして領主と面会する一行。この領主は自らの生活を切り詰めてまで孤児院に多額の寄付をし、スラムの人々にも食糧を供給しており、街の人々からは高評価を受けていました。

 調査を進めていくと明らかになっていく事実。領主が武器を密輸しており、野党関連でも裏で暗躍しているということが判明。さらにPC1の幼馴染が孤児院に住む子供たちのためにその企みに協力している疑いが。


 さらに調査を進め確実な情報をてにいれようと考えていたが、幼馴染が何か思い切った行動に出ようとしていたため、急遽領主の確保を急ぐ。領主を問い詰めると、配下の兵士たちを使って反抗し始める。そんな中PC4のプレイヤーが一言。「流れ弾を装って領主を始末します。」驚愕する他プレイヤー。

 しかし誰に感ずかれることもなく領主の死は事故とされ、幼馴染を始末するために領主が放った刺客も排除することができた。こうして夜盗の襲撃に始まった一連の事件は幕を閉じたのであった。



 それまで協力してきたPCが突然領主の口封じをしたので驚きました。ただ一応事件は解決したので他のPC達にとっても悪いことばかりではなかったと思います。
感想 > その他 | comments (1)

Comments

PC4 | 2012/01/06 21:21
「ここは俺に任せて、PC1を助けに行け」と人払いしての犯行。パーティー任務を滞りなく達成させつつ、個人密命も達成するのが、老獪というやつです。

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