絶海孤島ライフ

システム:クトゥルフの呼び声 KP:ぼんた

2回生のcrowbarです。
今回は新入生歓迎セッションでのレポートです。

探索者紹介
PC1:ユウイチ PL:新入生M
 サバゲーサークルの医学生。東栄島(シナリオの舞台になる)出身。苗字不明。
PC2:明石弘孝 PL:新入生K
 サバゲーサークルの大学生。東栄島出身。岡島清美という彼女がいる。
PC3:淡路暁美 PL:スルメイカ
 サバゲーサークルの大学生。明石に横恋慕している。
PC4:相馬宗明 PL:カラン
 サバゲーサークルOB。IT系。ベンチャーで一山当てた。
PC5:増島総一郎 PL:crowbar
 サバゲーサークルOB。自衛官。マーシャルアーチスト。
 
ある夏の日、ユウイチに母から電話がかかってきた。内容は
「お盆だから帰ってきなさい。それと祭事を手伝ってほしい」というものであった。なんでも10年に1度の祭事が行われるらしい。サバゲーサークルの面々はその話を聞いて、「その島でサバゲーしよう」と言ってついて行くことにした。

後日、一行は相馬のクルーザーで東栄島に向かった。東栄島は太平洋にある島で、本土から100㎞ほど離れている。祭事は翌日の夜にあるらしいので、それまでは挨拶巡りや祭事について調べたりして時間を潰した。
祭事について分かったことは
・10歳までの子供が山にある祠に置物を納めに行く。その際1人では危ないので付添人が付く
・奉納者はユウイチの従妹の辻風望。彼女は人見知りなので、なついていたユウイチが呼び戻された
・祭事は神に島に住む許可を貰うためのもの
・子供を使うのは邪気がないから
加えて、図書館には50年以上前の記録がなく、村長しか開けられないという怪しい禁書庫があった。

そして当日の晩。ユウイチと明石は付添人として二つの忠告を受ける
・祠にある白線より内に入るな(望は入って良い、むしろ置物を納めるには入らざるを得ない
・置物(封のされた箱)を決して開けるな
ユウイチと明石は忠告を守って祠に到着した。納める場所には悍ましい文様が刻まれた重々しい、鉄の門があった。望が置物を置いて戻ろうとしたその時、ユウイチと明石の脳内に声が響き渡った。
「これは証ではない」
突然扉が開いて中から触手が飛び出し望をつかむと扉の内側に引き込んだ。その異常な光景に狂気に陥った明石は絶叫して外に飛び出していった。ユウスケはその場で他人を待った。連絡を受けた残りの探索者、村長の大河原、前村長の息子の里井、駐在がすぐさま駆けつけた。祠の中で話を聞いたりしていると、突然地震が起きたので皆外に飛びだした。祠から村を見下ろすと見えるはずの人家の灯がない。どうやら島に電力を供給する海底ケーブルが切断されたようだ。

翌日の朝。緊急の村民集会が開かれた。そこで、大河原村長が1人で祠に行って事態を収拾してくると宣言した。村長が帰ってくるまで探索者は探索をした。
その間の出来事は
・水位が上昇していることが発覚。このままでは沈む
・海に何かがいて、クルーザーを沈めた
・森の中に銃殺死体が転がっていた。体には大量の引っ掻き傷

暫くすると村長が祠から帰ってきた。彼は神と対話してきたという。曰く、置物がすり替えられていたらしい。置物は神との親善の証であり、偽物を差し出されたことで神が怒っているという。望については「助けるめどが立った」とのこと。死体について問うと、
「殺したのは誰か知らないが、体についた傷は神の従者によるもの」と答え、何か知っている様であった。村長が
「この後の処理は役員会議で決める。探索者達は参加させない」というのに対して、探索者達は食い下がり、代わりに図書館の禁書庫の鍵を貰った。図書館に行くまでに里井を捕まえて話を聞くと、
「村長は島外のものに生贄を求める可能性が高い。自分は君達の味方になる」と言って、会議に向かった。
図書館の禁書庫で新たに分かったことは
・60年前までは数年に一度若い女を人身御供にしていた
・村長が外から連れてきた、龍宮司晶子という女性を神が気に入り、交わった。その際死産してしまったが、その水子の木乃伊が親善の証として使われるようになった
この話を聞いて、岡島は龍宮司晶子という親戚がいた言い出す

図書館で調べ終わった後、会議を終えた村長がユウスケと明石を呼び出す。そこで村長は「若い女を生贄に捧げることにした。島外の奴を生贄に捧げる」と言いだし、2人に賛同を求める。ユウイチは賛同したが、明石ははぐらかした。
一方で淡路は里井の下に話を聞きに行った。彼は、
「自分が置物をすり替えた。生贄を捧げないことで神を解放して、力を貰うためだ」と言う。しかも銃殺死体は彼の一派の仕業らしい。話が出来ないと思った淡路は撤退して、森に隠れに行った相馬と増島に合流した。その時、「護衛」名目でついてきた里井の手下を粉砕して武器を奪った。

解決策が隠されているはずだと思った探索者一行は、ライフルとマーシャルアーツを武器に里井邸と村長邸を急襲、制圧した。祭事や神についての情報を得るも、結局生贄を捧げざるを得ないことが判明。このままでは島ごと沈んでしまう。しかし、まだ手はあった。相馬が決死の覚悟で沖側にある漁船から無線を回収し、増島が自衛隊に連絡した。結果島が沈みそうであると把握した自衛隊が救助隊を派遣してくれることになった。

しかし、問題が一つ残っていた。望が神に攫われたままだったのだ。探索者達は苦肉の策として、岡島をおとりにして望を回収する作戦を決行することになった。その結果、村長が死んでしまったものの、無事望を連れ帰ることに成功。自衛隊のヘリで脱出した後、島は沈んだのだった。

神がどうなったのかは誰も知らない。
感想 > クトゥルフの呼び声 | comments (0)

Comments

Comment Form