かくれんぼの鬼

システム:クトゥルフの呼び声 GM:AG

2/25に行われたCoCのセッションレポートです。
今回は2010サプリの学生探索者作成ルールを参考に、小学生PCを作ってやってもらいました。イメージはぼくなつ的な。

PC1:流花 カーター PL:セーブキモ
 男の子が怖い引っ込み思案の女の子だけど火炎瓶を用意したりする
PC2:健人 カーター PL:mouser
 木工が得意だが、機械いじりもできる職人肌の男の子
PC3:有栖 カーター PL:岩手
 魔女の末裔を自負していて、オカルト的なことが大好きな女の子
PC4:譲治 カーター PL:Si
 インドア派の男の子。カーター家長男として見本になろうとがんばっている
PC5:大田 雄一 PL:しろあく
 空手の達人の男の子。小学生とは思えないほどの戦闘能力を見せる

※カーター家はヨーロッパ系ハーフの4人兄弟で、雄一とは従兄弟の関係。グッパーで決めたら偏った。


京都府洛北町に住む小学生であるPC達は、夏休みの終わりごろに白谷村のおばあちゃんの家に預けられることになった。白谷村の子どもたちは皆がPC達を仲間はずれにするが、その中でも一人だけ、PC達にも心を開いてくれる葉子という少女がいて、PC達は葉子と田舎を駆け巡って遊んだ。

 白谷村に来てから8日目、葉子は彼女の大事なペンダントを探しているうちに公園の古井戸に化け物に引きずりこまれて失踪してしまう。残った化け物の痕跡は大人には見えないらしいので、PC達だけで調査を開始。

 調査をするうちに、この事件は村に伝わる昔話に出てくる芋虫怪物「お白さま」に関係があること、いじめっこ達は「お白さま」の影響を受けて言いなりになっていること、葉子はその「お白さま」の住むもう一つの白谷村に捕らわれているっぽいこと、「お白さま」から逃げるには葉子が大事にしていたペンダントが役に立ちそうなこと等がわかる。「お白さま」の領域と現世の間の「門」を封鎖するための呪文も習得した。

 ペンダントはいじめっこグループのガキ大将が所持していることが明らかになり、PC達はいじめっこ達に戦闘を挑んだ。ガキ大将は逃げようとしたが、PC5のそのとんでもない戦闘能力で自動気絶まで追い込んでペンダントを奪還することに成功する。

 PC達は見つけた地図を頼りに、「お白さま」世界に通じる祠の場所に行く。そこはいじめっこ達の秘密基地になっているようで、いじめっこ達を操っていた「お白さま」の手先が待っていた。が、彼はペンダントの力に抗えずに芋虫の群れとなって何処かに逃げていく。
 祠の門を開いてPC達は「お白さま」の領域、裏白谷村へ突入。そこは道が入り組んでおり、人っこ一人も住んでいない完全な異世界だった。そこでPC達は葉子が葉子の「おとうさん」と一緒にいるところを発見する。葉子が「おとうさん」の子どもになるという契約を受け入れるや否や、「おとうさん」は巨大な芋虫怪物「お白さま」に変身した。PC達は発狂した葉子とPC3を連れて、ペンダント石をうまく使いながら出口までなんとかたどり着く。(PC3は不定の狂気で「お白さま」を研究したいとか言い出して連れていけないのでパンチやキックでノックアウトして引きずって帰った)

 無事現世に葉子を連れて帰ることができたものはいいものの、ペンダントの石を全て消費してしまったため、「お白さま」の手先への対抗策を失ってしまった。手先は子虫になって祠を取り囲むようにガードし、「門」を封鎖することができない。「お白さま」の支配はまだ続くだろう…。

 ペンダントが無い今、葉子もこのまま村にいれば危ないかもしれない。葉子はPC達の提案により、安全な都会に引っ越すこととなった。めでたしめでたし


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虎の穴で作ったシナリオでした。(目標はストレスの少ない調査系シナリオ)
火炎瓶を投げたり、敵も味方も空手で気絶させたりしていましたが、(たまに)小学生らしいRPもしてもらえて個人的には楽しかったです。武器工作してたしトンボ捕ってたし。
クライマックスの処理をスッキリやるのが課題です。戦闘は難しい…。
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