ロシアンルーレット

クトゥルフの呼び声 GM:/mono

田舎のバスに偶然乗り合わせたPCらは事故に巻き込まれ、奇妙な町にたどり着く。そこでPCらを襲うのは紙袋をかぶり大鎌を振り回す殺人鬼であった。

殺人鬼との攻防を経て、PCらはこの町は誰かの作り上げた閉鎖空間で、その人物を倒せば脱出できる事を突き止めた。しかし、犯人は見つからない。ついにPCらはある結論にたどり着いた……。

「この中に犯人がいる!」

そのとき、生き残っていたのはPC4人とNPC2人。何人か不審な人物がいたが、確証はない。ちなみに、町は火山ガスが充満しつつあり、ぼやぼやしていると全員お陀仏という状況。そこでPCの1人がある提案をした。

「ここに拳銃がある。今から一発だけ装填する……。ロシアンルーレットだ」

この提案にすでに精神的に追い詰められていたPCらは乗った。NPCの2人は反対したが、反対者は犯人というPCらの圧力でロシアンルーレットは実行された。

結果は無実のPCが2人死に、そこで弾が尽きたので、くじで決めた結果選ばれたNPCの1人をリンチするという狂気の行動で、そのNPCが死んだ後に元の世界に戻れたので、そのNPCが犯人だった事が発覚した。ちなみに本人に自覚はなかったらしい。

この犠牲を少ないと見るか多いと見るか?それは平常時の我々には判断できない……。
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