ドラゴン三国志

Shadowrun GM:茨之介

シャドウランは魔法の現実化したサイバーパンク社会でシャドウランナーと呼ばれる、言うなれば現代社会の冒険者の様な立場のPC達をロールプレイして裏の仕事(=シャドウラン)を行うというRPGです。

今回は簡単な仕事―単に企業の研究資料を盗んだ研究員を捕まえて資料を取り戻すというシンプル・ケース―を請け負った……筈だった。

以下ネタバレ。
実は逃げた研究員は他企業のエージェントに妻子を人質に取られていたことが発覚し、事態は少し複雑に。その後、研究員と他企業のエージェントを追ってPC達は一路本拠地のシアトルからデンバーへ。しかしそこで恐ろしい目に遭う。
エージェント達を襲撃し、止めを刺して資料を奪取できると思ったその時、巨大なドラゴンがPC達の前に立ち塞がる。だがそこにもう一匹のドラゴンが現れ、PC達を助けようとする。だがその新しく現れたドラゴンも敗れたその時、また一匹のドラゴンが!!。
何でも研究資料は大分「やばいブツ」らしく、ドラゴンも狙っているらしい。PC達を助けようとしたドラゴン(これの正体はPC1の知り合いだったのだが)がPC達にそれを教えた上で言う。
「どうかそれを私に。それは封印されねばならないものです」
だがここでPC達は割れ、最終的には2つの道が現れた。
①シャドウランナーとして、一度受けた依頼は完遂する(気にせず依頼してきた企業に渡す)
②「やばいブツ」らしいし、ドラゴンも知り合いなのでこのドラゴンに渡す

結局の所、以下の折衷案が取られた。
③企業に資料を渡し、契約終了を確認したうえで企業の人間を撃ち殺して資料を奪い、ドラゴンに渡す
と言う案が。

これがシャドウランナーとして裏切りに当たるのか、それとも騙された企業の人間が馬鹿なだけなのか、ということについてシナリオ中及びシナリオ終了後に討議がなされたがそれはここで詳しく書くことでもあるまい。

個人的には企業の社員に「すみませんが我々、新しく依頼を受けちまったんですわ」と言って後ろから鉛弾を撃ち込む時が凄く爽快だった。

以上。今回の感想は終了。
感想 > その他 | comments (1)

Comments

藤林 | 2010/11/24 20:07
クールだな。ドラゴンには手を出すな。

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