特命戦隊クエスターズ!

アルシャードセイヴァー  GM:灰月

 PCたちは封印された魔神イアペトスを滅ぼすために結成された組織のスエスターである。近々イアペトスが復活することを受けてこれまでよりも激しい戦いとなっていく。
 PCたちはそれぞれ悩みや秘密を抱えている。

 PC1は敵の中に姉にそっくりなものがいること。そして自分の中にすべてを破壊したいというどす黒い感情が渦巻いていること。
 PC2は自分が本当は志堂家の当主ではないこと。本物ではない自分が当主を務め、本物は軟禁状態にあるということ。
 PC3は相棒である妖精の力に自分の力が追い付いていないということ。このまま戦い続ければ体への負担は蓄積し無事ではいられないだろう。
 PC4は真実を知っている。イアペトスと共に封印されてしまったPC1,2,3の親たちが実はもう死んでいるということを隠している。


 それぞれ悩みを抱えつつも敵と戦い、その中で自らの問題も解決していった。
情報を集め準備を整え、いよいよイアペトスとの決戦を間近に控えたある日、敵の配下であるエピメテウスが接触してくる。曰く「お前たちでは絶対にイアペトスには勝てない。もしこちらに下るというならお前たち、そして死んだはずのお前たちの親だけは自由にし、ともに暮らさせてやろう。」

 これに対し動揺を覚えるPCたち。ここでPC5が離反する(PC5は急遽参加したため秘密は無し)。死んだ妹をよみがえらせるためならば道を外れても構わないと言い、組織のもとを離れていった。

 4人になろうとも、それでもイアペトスとの決戦に向かう。イアペトスとの死闘の中勝てないかと思われたが、PC4の命を賭した作戦により辛くも勝利を収める。これでようやくすべてが終わったと思ったPCたちの前に再びエピメテウスが現れる。「お前たちは確かにイアペトスを倒したが完全に滅ぼしたわけではない。数十年後再び復活の時を迎えるだろう。」

 その言葉に衝撃を受けつつも、ひとまずは世界を守れた。次のことは次代のクエスターズたちを信じよう。こうしてイアペトスとの戦いはいったん終わりを迎えるのであった。




 非常に濃く楽しいセッションでした。私は急遽参戦したPC5だったので若干部外者感があったのが少し残念。それもあって敵の誘いに乗ってしまいました。それを含めてとても良い経験になったセッションでした。
感想 > その他 | comments (0)

Comments

Comment Form