Cheated cookies taste awful.

システム:神我狩 GM:淀川由良

9/22のセッションレポートです。
ところでこのセッションをやった後で某ブラウザゲーに新しくフラクタルエンジンという謎のユニットが追加されたらしいんですけど、何なんでしょうねアレ。


PC紹介

PC1:神吉彩火 魔術師 17歳 女
祖母が洋菓子屋をしている。ペットの狐を連れるコントラクター。

PC2:渡辺淳 魔術師 17歳 男
友人の土地神(久木造)に突然助けを求められる。

PC3:里尾文福 サキミタマ 40歳 男
狸のサキミタマ。遺跡発掘の護衛をする。

PC4:津田洋平 封神 20歳 男
特対(政府の対超常存在組織)エージェント。
神吉は久々に久木市にある祖母の実家に泊まることになった。祖母のメイから最近クッキーの売り上げが伸びて店が繁盛しているという話を聞きつつ夕食を待っていると、謎の男が神吉に化けてメイからお守りの蹄鉄を奪おうとする場面を目撃した。抵抗虚しく、神吉は男からの攻撃を受けて気絶してしまった。
渡辺はある日、土地神の久木造から突然の連絡を受け、彼を襲撃し神器であるシロツメクサを奪った相手を追いに向かった。一度は追いすがったものの、焼き菓子のような香りの気弾を受けて倒されてしまった。
里尾はキャロル・アーミテイジ博士とともに久木市にある遺跡の調査に向かった。遺跡の棺桶内にあったサイコロの調査を終えて出ようとすると、老婆の姿をしたモノノケが大量に出現し、アーミテイジ博士こそ避難させたものの結局里尾は気絶してしまった。

街を埋め尽くすほどのクッキーを生み出す魔境と化した久木市の異変を解決してほしいという特対からの任務を受け、津田は魔境に突入し、そこで倒れている神吉、渡辺、里尾と遭遇した。一行は持っている情報を交換し、魔境の探索を開始しようとすると、そこを老婆のモノノケに襲撃された。これを撃退し、避難していたアーミテイジ博士と合流しながら改めて調査を開始したところ、この魔境に溢れるクッキーは一般人を洗脳してクッキーを作る奴隷にする作用があることが判明した。

一行はモノノケ達が神と崇める存在が居るらしい方向へ魔境の中を進んだ。行く先々には鉱山、プリズム、寺院、農園、反物質コンデンサと書かれた謎の機械などの設備が点在しており、いずれもクッキーを生産するのに利用されているようだった。その過程で、魔境の外に通じるポータルを開けて物資の調達を行ったり、主要なクッキー生産設備を破壊したりした。
また、寺院を探ると「Ortiel」という神が「クッキーを焼く炎の神」として此処のモノノケ達に崇められており、この神の目的が、世界をクッキーに溢れさせることで変質した宇宙を利用して己の真の身体を手に入れることであると分かった。

そうして目的地の方向へ行くと、大量の老婆がクッキーを焼いている場所に出た。ここに神吉の祖母も閉じ込められており、一行は場に張られていた魔境を維持するための法則障害を消去することで彼女達を救出した。

圧倒的霊威が感じられる方向には、一行が奪われた神器を組み合わせたような形のオブジェが林立しており、そこには神吉が最初に会った男が立っていた。
彼曰く、このオブジェは世界の因果をクッキーを産みだす方向に仕向ける力を持っており、文字通り世界の全てをクッキーにすることができるらしい。神としてあまりに傲慢な理由でこのようなことをするOrtielの蛮行を当然一行が許すはずも無く、炎の神としての圧倒的な権能を振るう彼を死闘の末に撃破した。

その後、魔境と化した街は主を失ったことで元に戻り、無事に帰還した一行は元に戻った街を眺めるのであった。
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