悪魔に願いを

アリアンロッド GM キノ

PCたちは白雪ちゃんのファンクラブとしてギルドを作っている。
ある日、白雪ちゃんの母から娘がさらわれたから、助け出して欲しいという依頼を受けた。
目撃者がいてギドランドという村に白雪ちゃんがさらわれたという情報を得て、早速PCたちは村に行った。
村長に会うと、この村では、毎年いけにえをいけにえの洞窟に捧げているのですが、今年はある村人の娘のニーナという者にいけにえになってもらうことになった。という話が聞けた。
早速ニーナの家に行って、ニーナの父を脅かして白状させると、自分の娘をいけにえに捧げるのは耐えられなかったので、代わりに白雪ちゃんをいけにえに捧げた。儀式は今晩行われる。と言った。
PCたちは、この男が許せなかったが、今は白雪ちゃんを助けるのが先だと思い、いけにえの洞窟に向かうことにした。
PCたちが洞窟に入ると、大きな岩で入り口を塞がれてしまった。
気にはなったが、先を急ぐと、すぐにいけにえを要求しているこの洞窟のボス、インプという悪魔に会った。
悪魔と戦うが、PCたちはあっさりと勝ってしまった。
PCたちは悪魔に協力者がいるかどうかを聞くと、悪魔は昔村長に召還された。村長は私に何かをさせたかったようだが、覚えていない。もともと叶える気がなかったからだ。どちらにしろ、私は村長に願いを叶える代償として、毎年のいけにえを要求した。こうして私は楽して食べていけるようになったというわけだ。
PCたちは洞窟を引き返すと、大きな岩がなくなっていたので、楽に戻ることができた。
村に戻って、村長の家に向かう前にニーナの家に向かったが、家の中には誰もいなく、1枚の置き手紙が残されているだけであった。手紙はニーナが書いたものだった。
「父がPCたちに罰せられるのを恐れて私と一緒にこの村から逃げようとしました。しかも、PCたちを足止めしようと思って岩で入り口をふさぎました。
私は悩みましたが、それではあまりにもPCたちが可愛そうだと思ったので、岩をどかしました。でも、私も罰せられるのは怖いので、逃げます。」
この手紙を読んで、PCたちはいくらか怒りが収まったので、改めて村長の家に向かった。
村長の家で村長に会い、悪魔との出来事を話して、村長に願いを聞くと、
村長は私の願いは世界征服だ。そのために悪魔を召還し、30年間いけにえを捧げてきた。どうやら、村長は悪魔にだまされていたことに気づいてなかったらしい。
PCたちは村長と戦うが、予想に反して村長は1人でギルドを形成していて、ギルドスキル持っていたため、強かった。
しかし何とかPCは村長に勝ち、村長の世界征服の野望を阻止することができたのであった。
後日、神殿にこのことを報告すると、村長は牢屋に入れられたものの、村長をギルドとして認定した神殿の責任を回避するため、このことは闇に葬り去られたのであった。

PLの感想
「誰が悪いのか分からないシナリオだったなあ。」
「そうだな、誰も悪くなかったのかもしれないな。」
「いや、みんな悪いだろ。」
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