一般的な青年

天下繚乱RPG GM:藤林啓一郎

 今回はPC1が現実世界(我々の知る世界、我々の生きている世界)から天下繚乱の世界に迷いこんだ高校生。旧日本海軍の軍人で、特攻隊に参加して戦死した大叔父のことを祖母より聞かされてその大叔父に憧れて育ったいたって普通の一般的な青年、というのがマスターより渡された設定。私はそのPC1をやることになった。

以下ネタバレ有
 
 とりあえず素でやっても構わない、とマスターから言われたので私に近くなるよう、大叔父に憧れて戦記物や歴史書の類を読み漁り、その過程で歴史そのものにも詳しくなったという人物にした。その結果かロールプレイはとてもしやすかっし、とても楽しかった。いや、本当にロールプレイと言えるほど違う人格をやっていたのかと言う問題は残るが。
 シナリオそのものはシンプルなものであり、天下繚乱の世界に迷い込み藩主の地位におさまっていた大叔父が未来の災厄(原爆投下、敗戦)を避けるために禁断の技術を使おうとしていたのでそれを説得し、それに納得しない大叔父の部下の蘭学者やその蘭学者が手を結んだ平家の怨霊達との戦いになるというもの。セッション終了後にRPGにおける説得の処理(プレイヤー力による説得をどこまで認めるか、「説得ロール」は必要なのか)や戦闘をセッションで1番の盛り上がりとすることの必要性などについて討議がなされたが、それはここで詳しく書くことでもあるまい。
 大体そんな感じのセッションでした。以上。
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