タコはエスパー!?

スペオペ・ヒーローズ GM:スルメイカ

宇宙の悪と戦うスペオペ・ヒーローズ。我々は、海賊たちに捕まっていた。どうやらここは闘技場の中らしい。そして、一人の大男と命を懸けた戦いをすることになった。我々の一人が武器を使用してもいいかと尋ねると、
「P様(諸事情によりイニシャル)を出せ!」という観客の叫び。どうやらこの「P様」がすべてを決めているらしい。そして我々が「P様」の方を向くと、

以下、ネタバレ注意。
そこには、水槽に入った一匹のタコがいた。ここの住人はタコに尊称を付けるらしい。ともかく、武器をもらい、さらには「P様」に勝つと予言された我々は、その無敗の大男を破ったのであった。

そんなことがあった数日後。ある大学教授が依頼をしてきた。ある惑星で異星人の死骸が見つかったので、行って研究をしたい、護衛をしてくれということである。金欠であった我々は、報酬が多いこともあって、それを引き受けた。
そんな話をしていると、別の大学教授が来た。彼も異星人調査に向かうらしい。彼に先んじられると手柄を横取りされる、と依頼人。早速我々は向かった。

途中、海賊によって教授と弟子のうち数人が誘拐されてしまう。相手の教授の差し金らしい。となると、教授を助けることよりも惑星に向かうことが先だろう。こうしてその惑星に着いた。

惑星に着いて、早速そこの住人に異星人の話を聞いてみたが、よくわからないとのことである。しかし、異星人の死骸をDNA鑑定すると、人間のそれとほぼ100%一致するものと分かった。また、宇宙船の到着記録を見ると、相手の教授が数回、そして依頼人を誘拐した海賊船が二日ほど前にこの惑星に来ていることが分かった。彼らのアジトに我々は向かった。

そこは洞窟になっており、地下のある部屋に教授たちは捕まっていた。ボンテージ服を着た女に拷問を受けていたらしい。

教授を助けて外に向かうと、敵の教授が待ち構えていた。手勢を数人引き連れていたが、その中にタコと人間を掛け合わせたような生き物がいた。この教授は「タコはエスパー生物だ!」とかいう訳の分からない論文を執筆しており、タコと人間を掛け合わせ、異生物を作るというニッチな研究をしていたのである!
戦闘が始まったが、その教授がやられると、敵はあっさりと降伏した。

こうして今回の騒動は終わりを告げた。結局「異星人」はマッドサイエンティストが作り上げた「タコ人間」であった。だが、待ってほしい。冒頭に出てきた「P様」は予言をして、それを当てる能力があったのではなかろうか? もしかしたら、タコには本当に「エスパー能力」があるのかもしれない!
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