復活のネオアバシリ

メガトラベラー GM:小荒


 今回の舞台は監獄惑星「ネオアバシリ」。その名の通り脱獄困難、監獄内部では囚人間での搾取の構図も存在する地獄のような場所である。

 PCらはそれぞれの理由で当局に逮捕され、この惑星に送られた。だが、こんな場所でくすぶってる様なPCたちではない。筋さえ通れば金次第で何でもやってのける、俺たちゃ特攻野郎A(アバシリ)チーム!
 というわけで、早速刑務所内での足場を固めるために仕事を探すPCら。高額報酬に目が眩み引き受けた依頼から、途中で謎の植物人間どもに襲われたりしたものの、この惑星の秘密に関わる重大な事実を突き止めることが出来た。

 このネオアバシリはかっての高度な文明を誇った古代種族の機動兵器、つまり巨大なロボットだったのだ。
 恒星からのエネルギーを気の遠くなるような時間蓄えていたこの兵器はまさに伝説巨神的な代物であった。

 とりあえず、目の前にはPCの一人をはめた宿敵が率いている帝国艦隊があった。状況を理解できずにわめく敵に向かって、
「言葉を慎みたまえ!君はネオアバシリ王の前にいるのだ!」
などと意味不明なことを絶叫して、PCらは艦隊を粒子加速砲で吹き飛ばしたのだった。
 
 
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